モテる技術

中身がない会話のすゝめ。

中身がない会話、ネガティブなイメージなワードですが、ぼくはこれは他人と仲良くなる上でだと思ってます。

ただの情報交換ならGoogleさんでいい

中身のある会話って、スマホで調べられるような情報交換的なことが多くないですか?

今で言うと、「コロナやばいね」会話が思い浮かぶわけですが、会話の取っ掛かりとしてはいいんです。全く問題ない。

「コロナやばい」から「ディズニー3月中旬まで休みらしいよ」「USJも足並みそろえるらしいよ」「関連してる企業もやばいらしいね」…

いいんです、時事ネタの情報交換…でもここから転じて自分たちの話に下ろして自分たちの会話にしていきたいところです。

let’s意味のない会話

「コロナやばいね」

『やばいね』

「花粉症の人で喉にくる人もおるやん?巻き込まれてかわいそうやよな」

『おれそのタイプ』

「そうなん?」

『電車とか、咳するのすごい我慢するからしんどいわ』

「そうやろうな、マスクにマジックで花粉症ですって書いといたらいいやん笑」

『いや、ダサいやろ笑』

「いや、でも咳してる人パッと見て、マスクに花粉症ですって書いてたら安心するんちゃう?」

『いや、“まじめで律儀やけど変な人やな”と思うわ笑』

「そうやんな笑」

『でもこれから全員そうしていった方がより感染系は防げそうやけどな』

「え?」

『風邪やったら風邪ですって書いて、もし満員電車で2人に挟まれたら、仕方ないな花粉症よりの方向こうと思うやん』

「あー。でもその人がめちゃくちゃタイプやったらまたちゃうやろ?」

『それはタイプの方、向いてしまう…』

「花粉症って書いてた方も女の子やったら傷つくやろうなぁー」

『字を見て見ぬふりするわ、目のピント合わんかったことにする。」

「顔見てることは気づかれてるやろうけどな笑」

『え、うまいことやるで』

「なんか女子って胸見られてるなとか気付いてるらしいで」

『女子って言うな 31歳が』

「うるさ笑 でもほんまに気付いてるらしいで、テレビでやってたわ」

『気付いてるって、まぁ正直そんなに驚き無いけどな…絶対見てるやん、おれたち男子は』

「男子いうな笑」

意味のない会話の例の解説

・会話の入りとしては時事ネタでいい

・でもそのあと転がそうとする

・今回でいうと「コロナ」→「花粉症」

・「コロナ」っていう、身近ながらまだ少し距離のある問題から、苦しんでいる「花粉症」というパーソナルな距離感に…

・そのあと「コロナ」と「花粉症」、マスクしてる感じじゃ区別つかないというところから「マスクに自分の患ってるもの書けばいいやん」という提案をする

・これが話が軸からかなりズレたところへ行くきっかけになる

・いやいや、そんなのマスクに書くやつ変なやつやん的なやりとり…

・可愛い女の子が「風邪」、そうでもない子が「花粉症」やったらどっち向く?というフリ

・それに乗っかって「風邪」の方やな

・なんて意味のないやりとり。

でもどうでしょうか、ぼくはこのやりとりはしてて楽しいと思います。

もちろん内容の好みはあれど、そういう意味のないやりとりをできる人って限られてると思うんです。

だからこそ意識して、その数を増やしていってもいいんじゃないかと思うんです。

情報交換としては全く意味がないのに、なんか楽しい、それを目指す

それはすなわち漫才的な会話なのかもしれない。

どーでも良くて、どーでも良くなくて、仲良くないとできない会話を最初から目指す…

それが仲良くなる近道だと思うんです。

無理に、どこ出身?とかじゃなくて、履歴書に書くような会話から離れた全く無価値なじゃれあいのような会話が成立したら、逆に意味のある会話なんて余裕。

順序よく、意味ある会話から入ると、その中でふざけていくのが難しくなって、遠回りしてしまったり、その意味のある会話しかできない関係に凝り固まるような気がして…

ぼくは意味のない会話をすることで仲良くなると思ってます。

これは「そうかもな」と思ったらしていただけたらいいです、無理にする必要はないです。

でも、ぼくは無理してでもする価値がある方法だと思います。

ま、参考程度にしてくださいまし!

おわりに…

というわけで、意味のない会話おすすめさせていただきました。

くだらなくていいと思うんです、くだらないやりとりを楽しむ余裕をもって、意味のないことを楽しみましょう!

意味のないことを楽しめて、その結果として人間関係が良くなって友達と言える人が増えたら、それはなぜだか意味があることになってしまうんですよね、不思議ですね。

ぼくはそれを目指します。

もしも、共感していただけた方がいれば嬉しいです。

ひとりよがりになってしまいましたね、最後まで読んでいただきありがとうございました!