人見知りで悩む人は結構多い。どうやら一昔前までは、「子供の頃に悩むもの」だったらしいけど、今は大人でも増えているという。
今回は、そんな人見知りを克服するための改善策を考えよう。
人見知りの原因(要因)
人見知りを克服したいと漠然と思ってもなかなか難しい。
まずは人見知りを構成している要素を考えよう。
まずは人見知りの原因、要因から考えよう。
人見知りということは、人前で恥ずかしくなったり緊張してしまったりすると思うけど、そうなる理由に思い当たりはない?
ふむ。
- 相手が自分のことをどう思ってるか考えてしまって不安
- なにを話せば良いのか分からないから話せない
- 会話中どこを見たら良いのか分からない
こういうことのようだね。これらにひとつずつ対処していこう。
人見知り改善策1『まずは自意識過剰をやめよう』
わかるよ、自意識過剰ってなんか嫌な言葉だよね。でも人見知りの理由が、さっき挙げた三つであれば自意識過剰は原因の一つになると思うよ。
- 相手が自分のことをどう思っているのか不安
他の理由にも、当てはまることだけど、1番自意識過剰が出てるのはこれだろうね。
安心して欲しくていうんだけど、相手は思っているよりもどうも思ってないよ。
自分の立場に置き換えて考えてみればわかりやすいと思うけど、その人の挙動ひとつひとつ観察するほど興味があるわけじゃないよね?
そういうこと。
相手が自分のことをネガティブに思っているんじゃないかという妄想をやめよう。
そんな、考えても分からないことを妄想するよりも、相手と自分の変えられる関係を想おう。
相手も人見知り
それに相手も人見知りだしね。
なんと日本人の「95%以上」が人見知りの原因になる「不安症」の要素を持ってるらしい。
相手も人見知りなんだから、自分だけの問題じゃないんだよね…
だから、自分のことを考えてしまうのではなく、相手も人見知りということを踏まえて、その場の空気を2人で作っていくんだと考えた方がいいと思うなぁ。
一理あると思うよ。
その場を共有している以上、その空気は相手と自分のものだから、自分だけに責任があるわけじゃない、むしろ相手にも責任があるんじゃないかとさえ考えても良いかもね。
もちろんこれに甘えるのは良くないけど、パターンとしてそういうこともある。いくら自分が空気を良くしようとしても、全然ダメ、ずっとムスッとしてる人はいる。
だから、自分だけの責任じゃないと思うのは大切。
逆に、そのムスッとした人にならないようには気をつけようね。
人見知り改善策2『沈黙を恐れるな、変な間を恐れよ』
会話があることにこしたことはないけど、無理にする会話はあまり楽しいものじゃないと思うんだ。
無理してるとその雰囲気も伝わるからね。
2人しかいない部屋でただ黙っているだけなら何にも起きないけど、「学校で」「職場で」「バイト先で」なら何か起きるし、そこにはなんらかの流れがある、きっかけは来る。
それを待っても良い。
沈黙を恐れて会話をして、たどたどしくなってしまうとどうだろうか、次に会話するのが怖くなるんじゃない?
だよね。
さっきも言ったけど、場の空気は2人で共有しているものだから、その沈黙も1人で抱えなくて良いんだよ。
相手も沈黙してるからこそ、自分も沈黙しているんだから。
「テキトーな会話」からくる『変な間』に要注意!!
沈黙に耐えられなくなって、喋り出すのも注意して。
これで問題なのが、「テキトーに会話しようとする」ことなんだよね…
その「テキトーに」ができているなら全く問題なく、人見知りなんて克服できていると思うわけで、それがなかなか難しいから悩んでるはず…
「適当に」と「テキトーに」は違う。
「テキトーに」会話した結果、会話のキャッチボールがプツっと途切れた後の変な間からくる嫌な沈黙これはきついよーーっ。
それなら沈黙の方がマシなんだから。
そうなんだよ、だから「テキトー」はやめよう。
喋り出すのであれば、しっかりと相手とその場の空気のことを考えてサービスとしての「適当な」話題を提供をしよう。
相手の発言を起点にすべし。
先ほどから繰り返してるけど、沈黙は共有されているものだから恐れないでいい。
でもいつか沈黙は破らなければいけない。
でも自分から破るのは難しそう、「適当な話題」も思い浮かばない…
で、あれば相手に託してしまおう。
そう。どうせどちらかが喋るんだから良いんだよ。もし自分から喋っても、「おれから喋ってやったぞ」と思うかい?
だから良いの。自分が無理なときは相手を頼る、まずはそこから始めよう。
自分から発信していくのは、相手を頼った上での会話が成立してからでも遅くはない。まずは成功体験だ!
ここまでで何度も何度も言っているように、その場の空気は「2人で共有しているもの」、僕たちにはこれがわかっている..
だから相手の発言を無駄にはしてはいけない。
それをきっかけに、会話のキャッチボールが始まる…ボールを受けて返していかないといけない。
さぁ、がんばろう!
*『会話をつないでいく技術』に関しては別の記事で詳しく紹介しています…
人見知り改善策3『自分に自信を持つこと』
自分に対する過小評価をやめよう
ぼくも自信が溢れてる人は苦手、だってそんな人って少数派じゃない?
自分と違うことに距離を感じるのは当たり前のこと、なので過剰に自信あるフリをするのはナンセンス。
でも、自分を過小評価しすぎて、それが挙動不審になっているのであればそれもまた距離になってしまう…それはもったいないから避けたいね。
相手と対等なんだというふうに思えるようになってニュートラルに保つのが1番。
ニュートラルに持ってくためには過小評価をやめること。
その通り。
相手と対等だと思えるようになるには
見た目、声、キョドキョドしない、緊張を他で発散する方法
見た目はすぐに変えられる
見た目を変えるところから始めよう。
自分の見た目に自信がないということから、恥じらい、キョドキョドしてしまい、振る舞いも含めた自己評価が下がってしまっていることはないでしょうか?
もしそうであれば、すぐに見た目を変えましょう。
髪型、服装、清潔感を出すこと、これらはすぐにでもできるはず。
自分を変えていくのはしんどいけど、できることから始めよう。
でも、それでいいんじゃない?
声は相手に一発で届く音量で、一発で伝わるように話す。
人見知りだと、会話する際の自分のターンを早く終わらせたいからと早口に喋ってしまったりしない?
結構ありがちなんだけど、これも意識次第で治せることだと思うよ。
一発で伝わるように意識して、早口にならないようにしよう。
もちろん声の大きさだって重要、声が小さいと聞き取れないからね。
相手を想う意味でも気をつけたいね。
会話の適切なリズム、適切な音量
それは相手次第ということになるよ。
相手がおじいちゃんの場合と同じ年代くらいの場合、だともちろん話し方は変わるよね。
おじいちゃんにはゆっくり大きな声の方がいい場合が多くなるのは想像しやすいのではないかな。
それと一緒で、相手によって好まれる声量だったりリズムは違う…違うからこそ自分の個性を大事にしていい。
でも、これといった正解がないからこそ、話し方が分からないのであれば、相手の会話の声量やリズムをマネするのがおすすめ。
マネしてると悟られたら変な感じになるから、声量やリズム合わせると言った方がいいかな。
なんかカッコつけてる感じがして、その言葉のチョイスを避けたんだけど、それがイメージしやすいかもね笑
緊張を分散させる裏技
これは個人差があるかもしれないけど、ぼくが実践している緊張を見せない方法を伝授して終わりにしよう。
万人に効果があるかは分からないけど…という前提で聞いてね。
…
緊張は体に現れてしまう。
これをなくすことができれば1番だけど、それができないから悩むんだよね。
じゃあ、体に現れるのはしょうがないけれど、その現れる部分を一箇所にすることはできないかと思いやってみたんだ。
ぼくの場合は緊張したら、そのアウトプットを足の指をギュッとする事で解消してる。
これはほんとにやってもらうしかないんだけど、緊張のストレスを足先でアウトプットできてるから他に現れない(おそらくばれてないという事だけど)。
これ、実は“にらめっこ”してるときに発見したんだよね。
笑わないためには、笑う分のアウトプットを他ですればいいと思って…
そしたら、いろんなことに応用できた。
そのいろいろは試しながら使ってみるといいよ。
まさにそれ!
では、人見知り克服がんばって!