人見知り

人見知りを分解して克服する3つの改善策

宇井くん
宇井くん
人見知りを克服したいなぁ

えりさん
えりさん
学生さんでも、社会人さんでも、フリーターさんでも人と喋ることはなかなか避けられるものじゃないもんね…

宇井くん
宇井くん
そう。でもぼくはコミュニケーションを避けたいわけじゃなくて…でもできないから落ち込んでしまうんだよ泣

えりさん
えりさん
そうだよね、「コミュニケーションを避けたいわけじゃない、むしろしたい」「人間関係を良くしたい」だから人見知りを克服したいんだよね。

人見知りで悩む人は結構多い。どうやら一昔前までは、「子供の頃に悩むもの」だったらしいけど、今は大人でも増えているという。

今回は、そんな人見知りを克服するための改善策を考えよう。

人見知りの原因(要因)

人見知りを克服したいと漠然と思ってもなかなか難しい。

まずは人見知りを構成している要素を考えよう。

まずは人見知りの原因、要因から考えよう。

人見知りということは、人前で恥ずかしくなったり緊張してしまったりすると思うけど、そうなる理由に思い当たりはない?

宇井くん
宇井くん
喋るときに相手が自分のことをどう思ってるか考えてしまって、なにを話せば良いかわからないんです。いざ話し始めても、どこを見て良いか分からないし、なんか変な感じになってないかなとそればかり考えてしまいます。

ふむ。

  1. 相手が自分のことをどう思ってるか考えてしまって不安
  2. なにを話せば良いのか分からないから話せない
  3. 会話中どこを見たら良いのか分からない

こういうことのようだね。これらにひとつずつ対処していこう。

えりさん
えりさん
「人見知り」という大きい問題でも、それを構成している小さい問題に分解して考えるとどうにかなりそうね

人見知り改善策1『まずは自意識過剰をやめよう』

宇井くん
宇井くん
えっ、自意識過剰なんですかぼく?そんなつもりないんですけど…

わかるよ、自意識過剰ってなんか嫌な言葉だよね。でも人見知りの理由が、さっき挙げた三つであれば自意識過剰は原因の一つになると思うよ。

  • 相手が自分のことをどう思っているのか不安

他の理由にも、当てはまることだけど、1番自意識過剰が出てるのはこれだろうね。

安心して欲しくていうんだけど、相手は思っているよりもどうも思ってないよ。

自分の立場に置き換えて考えてみればわかりやすいと思うけど、その人の挙動ひとつひとつ観察するほど興味があるわけじゃないよね?

えりさん
えりさん
たしかに、人と喋るときにいちいち「あ、この人の変なところ探してやろう」なんて思わないよね。

そういうこと。

相手が自分のことをネガティブに思っているんじゃないかという妄想をやめよう。

そんな、考えても分からないことを妄想するよりも、相手と自分の変えられる関係を想おう。

相手も人見知り

それに相手も人見知りだしね。

なんと日本人の「95%以上」が人見知りの原因になる「不安症」の要素を持ってるらしい。

相手も人見知りなんだから、自分だけの問題じゃないんだよね…

だから、自分のことを考えてしまうのではなく、相手も人見知りということを踏まえて、その場の空気を2人で作っていくんだと考えた方がいいと思うなぁ。

宇井くん
宇井くん
たしかに言われてみるとそうですよね。その場の空気は共有しているものですから、自分のことばかり考えて、その空気をよくできるわけはありませんよね。

えりさん
えりさん
それに、その場がつまらないのは「相手のせい」ってさえも考えられるよね 笑

一理あると思うよ。

その場を共有している以上、その空気は相手と自分のものだから、自分だけに責任があるわけじゃない、むしろ相手にも責任があるんじゃないかとさえ考えても良いかもね。

もちろんこれに甘えるのは良くないけど、パターンとしてそういうこともある。いくら自分が空気を良くしようとしても、全然ダメ、ずっとムスッとしてる人はいる。

だから、自分だけの責任じゃないと思うのは大切。

逆に、そのムスッとした人にならないようには気をつけようね。

人見知り改善策2『沈黙を恐れるな、変な間を恐れよ』

宇井くん
宇井くん
「沈黙を恐れるな」ですか、会話なくてもいいんですか?

会話があることにこしたことはないけど、無理にする会話はあまり楽しいものじゃないと思うんだ。

無理してるとその雰囲気も伝わるからね。

2人しかいない部屋でただ黙っているだけなら何にも起きないけど、「学校で」「職場で」「バイト先で」なら何か起きるし、そこにはなんらかの流れがある、きっかけは来る。

それを待っても良い。

沈黙を恐れて会話をして、たどたどしくなってしまうとどうだろうか、次に会話するのが怖くなるんじゃない?

宇井くん
宇井くん
怖くなります。というか、ずっとそれだからこそ人と喋るのが怖いです。自分が喋って盛り上がらなかったらどうしようって..

だよね。

さっきも言ったけど、場の空気は2人で共有しているものだから、その沈黙も1人で抱えなくて良いんだよ。

相手も沈黙してるからこそ、自分も沈黙しているんだから。

えりさん
えりさん
たしかに、その場に沈黙が流れてたって、自分だけの責任じゃないもんね、それを自分の責任って感じるのも自意識過剰よね

「テキトーな会話」からくる『変な間』に要注意!!

沈黙に耐えられなくなって、喋り出すのも注意して。

宇井くん
宇井くん
え、でもそうは言っても沈黙に耐えれきれず、適当に会話しようとしてしまうかも…

これで問題なのが、「テキトーに会話しようとする」ことなんだよね…

その「テキトーに」ができているなら全く問題なく、人見知りなんて克服できていると思うわけで、それがなかなか難しいから悩んでるはず…

「適当に」と「テキトーに」は違う。

「テキトーに」会話した結果、会話のキャッチボールがプツっと途切れた後の変な間からくる嫌な沈黙これはきついよーーっ。

それなら沈黙の方がマシなんだから。

えりさん
えりさん
想像しただけで、ゾッとする。その沈黙はきついね。さっきまでの沈黙の方が全然マシ。この次に喋り出す時も、変な空気から始まるのが苦いし。

そうなんだよ、だから「テキトー」はやめよう。

喋り出すのであれば、しっかりと相手とその場の空気のことを考えてサービスとしての「適当な」話題を提供をしよう。

相手の発言を起点にすべし。

先ほどから繰り返してるけど、沈黙は共有されているものだから恐れないでいい。

でもいつか沈黙は破らなければいけない。

でも自分から破るのは難しそう、「適当な話題」も思い浮かばない…

で、あれば相手に託してしまおう。

宇井くん
宇井くん
え、相手が喋ってくれるのを待つってことですか?

そう。どうせどちらかが喋るんだから良いんだよ。もし自分から喋っても、「おれから喋ってやったぞ」と思うかい?

えりさん
えりさん
そんなん思うやつはやばい笑

だから良いの。自分が無理なときは相手を頼る、まずはそこから始めよう。

自分から発信していくのは、相手を頼った上での会話が成立してからでも遅くはない。まずは成功体験だ!

宇井くん
宇井くん
相手の発言を待つスタンスであればなんとかなる気がしてきました。

ここまでで何度も何度も言っているように、その場の空気は「2人で共有しているもの」、僕たちにはこれがわかっている..

だから相手の発言を無駄にはしてはいけない。

それをきっかけに、会話のキャッチボールが始まる…ボールを受けて返していかないといけない。

さぁ、がんばろう!

宇井くん
宇井くん
がんばろうって言われましても…笑

えりさん
えりさん
話すときは相手との「共通点」や「共感ポイント」を探すと良い印象が残りやすいよ。あとは喋ってる内容は覚えていなくても、雰囲気は覚えているものだから、楽しむことが1番大事ね。

*『会話をつないでいく技術』に関しては別の記事で詳しく紹介しています…

人見知り改善策3『自分に自信を持つこと』

自分に対する過小評価をやめよう

宇井くん
宇井くん
結局そうなんですよね、自分に自信がないところからきてるのかもとは薄々思ってました..

えりさん
えりさん
わたしは「自分に自信があります!」って感じ全開の人人苦手だけどね

ぼくも自信が溢れてる人は苦手、だってそんな人って少数派じゃない?

自分と違うことに距離を感じるのは当たり前のこと、なので過剰に自信あるフリをするのはナンセンス。

宇井くん
宇井くん
自信を持つっていっても、表面にその自信を過剰にアピールするのがいいわけじゃないってことですね。自信がないのにあるフリをして空回りするのも目に見えてますし。

でも、自分を過小評価しすぎて、それが挙動不審になっているのであればそれもまた距離になってしまう…それはもったいないから避けたいね。

えりさん
えりさん
過度に緊張したりしてしまっていると、コミュニケーションを対等にする以前に「あ、かわいそう、気を遣ってあげないと」となってしまう…相手も疲れちゃうかもしれない..相手を想う意味でも自信は持った方が良さそうね

相手と対等なんだというふうに思えるようになってニュートラルに保つのが1番。

ニュートラルに持ってくためには過小評価をやめること。

えりさん
えりさん
下に見ようとしてくる相手ならそもそも仲良くする必要もないしね

その通り。

相手と対等だと思えるようになるには

見た目、声、キョドキョドしない、緊張を他で発散する方法

見た目はすぐに変えられる

見た目を変えるところから始めよう。

自分の見た目に自信がないということから、恥じらい、キョドキョドしてしまい、振る舞いも含めた自己評価が下がってしまっていることはないでしょうか?

もしそうであれば、すぐに見た目を変えましょう。

髪型、服装、清潔感を出すこと、これらはすぐにでもできるはず。

自分を変えていくのはしんどいけど、できることから始めよう。

えりさん
えりさん
これも勇気いることかもしれないけど、やるしかないね。変化することも怖いかもしれないけれど、それで変わる関係なら最初から無いようなもの、それでいいよね。

宇井くん
宇井くん
うう..強気だねぇ。

でも、それでいいんじゃない?

声は相手に一発で届く音量で、一発で伝わるように話す。

人見知りだと、会話する際の自分のターンを早く終わらせたいからと早口に喋ってしまったりしない?

宇井くん
宇井くん
あー、あるかも…で、相手に伝わらなかったりして、またやり取りするのが辛くなる…

結構ありがちなんだけど、これも意識次第で治せることだと思うよ。

一発で伝わるように意識して、早口にならないようにしよう。

もちろん声の大きさだって重要、声が小さいと聞き取れないからね。

えりさん
えりさん
あるよね、早口だったり、声小さかったりで「ん?なんて言ったのかな?」ってなること…そういうときに聞き返すのも気を遣うよね…

相手を想う意味でも気をつけたいね。

会話の適切なリズム、適切な音量

宇井くん
宇井くん
その、適切な音量や適切なリズムが分からないのですが…

それは相手次第ということになるよ。

相手がおじいちゃんの場合と同じ年代くらいの場合、だともちろん話し方は変わるよね。

おじいちゃんにはゆっくり大きな声の方がいい場合が多くなるのは想像しやすいのではないかな。

それと一緒で、相手によって好まれる声量だったりリズムは違う…違うからこそ自分の個性を大事にしていい

でも、これといった正解がないからこそ、話し方が分からないのであれば、相手の会話の声量やリズムをマネするのがおすすめ。

マネしてると悟られたら変な感じになるから、声量やリズム合わせると言った方がいいかな。

えりさん
えりさん
リズムを合わせたり、音量を合わせたり….せ、セッションする感じ..照?

なんかカッコつけてる感じがして、その言葉のチョイスを避けたんだけど、それがイメージしやすいかもね笑

緊張を分散させる裏技

これは個人差があるかもしれないけど、ぼくが実践している緊張を見せない方法を伝授して終わりにしよう。

宇井くん
宇井くん
いろいろ対策を聞いてきたけど、緊張はどうしても残るよなぁと思ってたんです!お願いします!

万人に効果があるかは分からないけど…という前提で聞いてね。

緊張は体に現れてしまう。

これをなくすことができれば1番だけど、それができないから悩むんだよね。

じゃあ、体に現れるのはしょうがないけれど、その現れる部分を一箇所にすることはできないかと思いやってみたんだ。

ぼくの場合は緊張したら、そのアウトプットを足の指をギュッとする事で解消してる。

これはほんとにやってもらうしかないんだけど、緊張のストレスを足先でアウトプットできてるから他に現れない(おそらくばれてないという事だけど)。

宇井くん
宇井くん
なるほど、緊張のインプットに対してのアウトプットが目立つ箇所に出るから相手に緊張を悟られてしまう…そのアウトプットをわからない場所ですれば相手に緊張を悟られないから、余裕が生まれてくるわけですね。やってみます!

これ、実は“にらめっこ”してるときに発見したんだよね。

笑わないためには、笑う分のアウトプットを他ですればいいと思って…

そしたら、いろんなことに応用できた。

そのいろいろは試しながら使ってみるといいよ。

えりさん
えりさん
なんかイライラしたときに顔に出そうになったりしても使えそう

まさにそれ!

では、人見知り克服がんばって!

宇井くん
宇井くん
あとは実践あるのみか。といっても基本の構えは沈黙でいいし、とにかくふわっとしておこう。