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「嫌われる勇気」で自由を得て好まれる人になる!アドラー心理学

宇井くん
宇井くん
人に好かれたい…

「人に好かれたい…」

誰しも「嫌われたい」なんて思って生きてはいないし、むしろ「好かれたい」と思うのは当然のことだと思うけど気をつけて。

この欲求ばかりを重んじた生き方は、自己否定につながってしまうし、結局他者から評価してもらえない最悪な人生になってしまうらしいよ。

宇井くん
宇井くん
えー。なんでー?

「アドラー心理学」って知ってる?

えりさん
えりさん
「嫌われる勇気」ね。

そう。

その中でアドラーは「周りに起こる物事の見方(解釈)」を変えるだけで、すべてはいい方向に変わると言っているよ。

今の自分を変えたいのであれば、まずは物事の見方(解釈)を変えることから始めよう。

宇井くん
宇井くん
はぁ。物事に二つの側面があるのはよく分かるけども..そんなことより好かれたいんですが..

順を追って説明していくからご安心を…

他者への解釈を変えよう

悩み自体は自分のものだけど、その悩みの中には必ず他者が含まれているよね。

もしも「孤独」が悩みだとしても、それは他者がいないことには発生しない悩み…

そんな指摘して、アドラーは「個人の中だけで完結する悩みはない」と言ってるんだ。

つまりは、自分が抱えている悩みは「対人関係」が起因しているということだから、悩まないようにするには「他者への解釈を変えること」が解決策だということになるんだ。

宇井くん
宇井くん
なるほど、「好かれたい…」なんていう自分の悩みはまさに「他人から見られてどうか」…だから、好かれるにはどうするか、というよりも「他者への解釈を変えること」によってその悩みが晴れることもあるわけだ。

そういうこと。

そして、物事の見方が変われば、思考や行動やも変わっていくはずだよね。

えりさん
えりさん
ポジティブな解釈が、ポジティブな結果を生む、なんか幻想っぽく感じるけど..逆にネガティブな解釈ではポジティブな結果は得られそうにはないね。

人と比べないようにしよう

宇井くん
宇井くん
それができればどれだけ楽か..

そうだよね、「劣等感」は持たない人は存在しないっていうくらいのすべての人が苦しんでいる心の病だからね。

でも劣等感は自己実現にブレーキをかけてしまう最大の要因だから気をつけて。

宇井くん
宇井くん
そう言われましても..

だよね。

でも、ここですごいのはアドラーは「劣等感」それ自体を否定しないところなんだ。

アドラーは、「劣等感は人間の努力や成長を促すエネルギー源になる」と考えた。

ただし、劣等感には二種類あって、「正しい劣等感」と「誤った劣等感」があると定義した。

正しい劣等感」は『理想の自分と比較』したときに、まだ劣っている、不足している部分があると感じること。

誤った劣等感」は『他人と比較』して自分が劣っていると解釈すること。

この「誤った劣等感」が全ての悩みの種なんだ。

えりさん
えりさん
なんだか少し難しいけど、「理想の自分」の像をきちんと作ることは大切そうね。それがあればそれだけを目指せる..他人と比較することは必要なくなるような気がする。

他者を競争相手と捉えず仲間と捉える

他者と比べるのではなく、「理想の自分」と比べ、その理想と現実とのギャップを少しずつ埋めていく。

全ての人がその生き方をしていると解釈できたとき、他者は比べる相手ではなく、同じ目標を持った仲間と言えるんじゃないかな。

宇井くん
宇井くん
たしかに、そう解釈できたら素敵な世界に生きている感じがするなぁ

相手の心の中はわからない。

口で言ったところで、心の中ではどう思ってるかは究極的には分からない。

相手がホントウはどう思っているかは分からない

それは少し寂しい気もするけど仕方ない事実。

真にどう思っているかは知るすべがないのだから、「自分の解釈次第」でどう捉えることもできる。

というか結局どう捉えようが「自分の解釈」でしかない。

アドラー心理学で提言されているように、「他者=仲間」と無条件に解釈してしまおう。

宇井くん
宇井くん
競争相手ではなく仲間、比べる相手ではなく一緒に頑張ってる仲間、なんかホッコリするね。

えりさん
えりさん
たしかに究極的には人が考えてることなんで分からない。哲学的ゾンビがいるもいないも分からない。それなら、「みんな仲間」と無条件に思うのが楽しそうでいいかも。

課題の分離をしよう

宇井くん
宇井くん
課題の分離??

自分ができることは自分の課題、相手がどう評価するかは自分の課題ではない..それを区別することを「課題の分離」というよ。

他者の評価は「他者の課題(自分にはコントロールできないこと)」。そんなことは考えても無駄。

そんなふうに「自分の課題」ではないということを明確に見分けて、自分の課題だけに誠心誠意取り組むことが大切なんだ。

宇井くん
宇井くん
「課題の分離」か…それすごいね。なりたい自分のことだけ考えて自己実現に近づくだけでいいんだ。

自分の理想に近づけていくことだけをする…そうすることでオリジナルな能力が発揮され、他者から評価されることになるんだ。

えりさん
えりさん
まぁ、その評価のためにやるわけじゃないっていうのが表現が難しいところだよね

承認欲求から解放されよう

えりさん
えりさん
承認欲求って本能的なものだよね…

そう、承認欲求は本能的なもの、だからこの欲求が満たされないと苦しいのは事実。

そこでアドラーは、自分の価値を実感するために必要だと考えたのが「共同体感覚」。

「共同体感覚」とは「自分は世の中に貢献している存在だ」と実感すること…アドラーは「他者貢献」の考えを持って生きよと教えてるんだ。

えりさん
えりさん
他者貢献って難しい言葉だけど、自分のためじゃなく、「(自分以外の)他者のために何かをすること」
ということね。
宇井くん
宇井くん
「仕事」「ボランティア」「子育て」..自分以外に貢献していたら他者貢献ということか。

そういうこと。

ただし気を付けたいのは、ここでも「承認欲求」を意識しないことが大切。

自分がしたいから他者に貢献する…何をしたって、他者の評価は十人十色、電車で席を譲ったところで嫌な顔をする人はいる…それはそれでいい。

大切なのは自分ができることをする…「他者貢献」をするということ。

自分に対する評価は、自分ではできないこと…「承認欲求」を基準に生きることはせず、理想の人生を生きるには何をすべきかという「自己指針」を基準に生きるようにしよう。

えりさん
えりさん
そっか、「嫌われる勇気」って、「承認欲求から解放されろ」ということだったんだ。

そう。

承認欲求から解放されることができたら、「純粋な他者貢献をすること」や、「(他者の目を気にせず)自己実現に邁進していくこと」がかのうになるんだ。

宇井くん
宇井くん
そうか…「嫌われる勇気」を持ち、「他者の課題」に振り回されず、「自分の課題」である理想の自分になるようにしていけば、それだけでいいんだね。なんか楽になったよ。
えりさん
えりさん
そうと決まれば、「理想の自分」探しね

宇井くん
宇井くん
そうなるね。

自分に課題を。

実現するべき自己を探そう。